部室でのひとこま。
A 「東浩紀がなかなか共感できることを語っているよ」
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- 一つの「大きな社会」(かつてあらゆるジャンルの小説が代弁しようとしていた公共性)と多数の「小さな社会」(今や「純文学」「ライトノベル」「ケータイ小説」がそれぞれ別々の「小さな社会」を代弁している)の並立が、今後の社会の現実。
- そこで、「大きな社会」は、「小さな社会」とは別のメカニズムで動くべき。
- 「大きな社会」は「小さな社会」の調節装置として機能するべき。
- じゃあ、それはどういう調節装置? どういう機能? どういうメカニズム?
- それが今後の課題。
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- 「評論・思想・研究」という形(先行研究を踏まえる形)(たとえば「情報技術と社会契約」みたいな主題で)では、時間がかかりすぎる。
- そこで、まずは、「小説」という形(ガリバー旅行記みたいに全く別の社会を描く)で試みる。
B 「いや、だからさ、「〈公共性〉の条件」を読めよw」
A 「・・・」
ま、Aさんはただ語りたいだけなんだよ。